Meta「Muse」、専用メールとビデオ通話に対応へ
Metaは2026年9月23日、AIエージェント「Muse」に専用のメールアドレスとビデオ通話機能を追加すると発表した。Mac版アプリはパソコンを直接操作できるようになる予定で、時期や対応地域はまだ明らかにされていない。
重要ポイント
- MetaがConnect 2026で、Museエージェントに専用のメールアドレスを持たせると発表した
- ユーザーはそのメールアドレスを通じてMuseとメールでやり取りできるようになる見通し
- Mac版Museアプリは、ファイル閲覧にとどまらずパソコンを直接操作する機能を獲得する予定
- ビデオ通話でMuseのカスタマイズ可能なアバターと会話できる新しい対話手段が追加される
- スマートグラスへの対応も改めて表明されたが、具体的な提供時期は示されていない
Meta(メタ)は2026年9月23日、年次イベント「Meta Connect 2026」で個人向けAIエージェント「Muse」の機能拡張を発表した。Museエージェントごとに専用のメールアドレスを持たせ、タスクの実行やユーザーとのやり取りに使えるようにする。Mac版Museアプリはパソコンを直接操作できる機能を獲得する予定で、ビデオ通話でMuseのアバターと話せる新しい対話手段も加わる。米メディアThe Vergeの報道によれば、発表時点では具体的な提供時期や対応地域は明らかにされていない。
背景
Museは2026年9月8日に発表された、Metaの個人向けAIエージェントで、メールやカレンダー、決済といった複数のサービスと連携して手順の多いタスクを代行する。料金は無料のほか、月20ドルの「Power」、月100ドルの「Maximum」という2つの有料プランがあり、無料プランでも週あたり最大1億トークンまで利用できる。AIエージェントに実際のメール送信や買い物代行を任せる動きは各社で進んでおり、Meta以外にもOpenAIやGoogleなどが同種の機能を相次いで投入している。
エージェントに自分のメールを触らせるのは怖くないですか?
Metaによると、送金やメール送信など重要な操作の前には必ず確認を求める設計になっているとのことです。
詳細
Meta Connect 2026でのMuseアップデート発表は、これまでテキストと音声に限られていたユーザーとの接点を、メールとビデオ通話の2つに広げる内容だった。あわせて、Mac版アプリがファイルやアプリの情報を読み取るだけでなく、パソコンを直接操作できるようにする計画も明らかになった。具体的な提供開始日や対応地域、対応端末は示されておらず、現時点はいずれも「今後実装される計画」の段階にとどまる。
新設されるメールアドレスは、Museエージェントがタスクを実行する際の送受信窓口になるほか、ユーザー自身がそのアドレス宛てにメールを送ってMuseに指示を出す手段としても使えるとみられる。Muse向けのMacアプリをめぐっては、発表に先立つ調査でアプリ内のコードに独自のメールアドレスを設定する画面が見つかっていたと伝えられており、今回の発表はその機能が公式に採用されたことを裏付ける形となった。
Mac版のMuseは2026年9月17日に無料アプリとして提供が始まっており、ファイルやメール、カレンダー、メモといった手元のアプリの情報を読み取って作業を代行してきた。今回のアップデートでは、この読み取り中心の機能から一歩進み、パソコンを直接操作する権限が加わる。エージェントに作業を任せるにはFull Disk Accessなどの許可をユーザーが与える必要があり、送金やメール送信のように重要な操作を実行する前には必ず確認を求める仕組みになっているという。
ビデオ通話の機能では、ユーザーが名前や見た目、話し方をカスタマイズしたMuseのアバターと、画面越しに会話できるようになる。Museは当初からテキストのやり取りに加えて音声での会話にも対応してきたが、映像を使った対話はConnect 2026で新たに加わった選択肢となる。
Metaはスマートグラスへの対応についても改めて言及したが、具体的な投入時期は示さなかった。Muse自体は2026年9月8日の発表以来、米国でiOSとAndroid、ブラウザ版のmuse.aiから利用が広がってきた経緯がある。今回のアップデートが実際にいつどの範囲で使えるようになるかは、続報を待つ必要がある。
関連する仕事・業種
関連ワークフロー
顧客からの問い合わせメールへの返信たたき台を作る
- 想定時間
- 目安10分
- 難易度
- やさしい
- 使用ツール
- ChatGPT・Claude・Gemini
関連記事
- ニュース NEW
Cal AI、インフルエンサー起用で2年3000万ドル超 創業者が語る成長術
When it came to Cal AI's viral success, a small army of influencers paid off(TechCrunch, 2026年10月15日)·
- ニュース NEW
Gudea、SNS炎上の予兆をAIで追跡 700万ドル調達
Gudea leverages AI to help organizations prevent social media crises before they erupt(TechCrunch)·
- ニュース NEW
Science社、視力回復チップをスターガルト病患者に初移植
Science Corporation implants its vision-restoring chip in its first Stargardt disease patient | TechCrunch·
毎週金曜、AIまとめを無料でお届け