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ハーバードの起業家講座、講師AIアバターがピッチを個別指導

ハーバード系列の起業家支援プログラムHBS Foundryが、699ドルの8週間ブートキャンプで実在の講師をモデルにしたAIアバターによる個別フィードバックを導入したと報じられています。制作はHeyGenで、全米50州100校以上でテストされているとのことです。

出典
2件 主な出典
公開日時
AI利用範囲
AIによる要約・執筆(機械チェック実施)

重要ポイント

  • HBS Foundryは起業家向けの8週間・699ドルのブートキャンプ
  • 動画生成スタートアップHeyGenが講師のAIアバターを制作
  • アバターは練習ピッチや模擬取締役会でリアルタイムに個別フィードバックを提供
  • 生身の講師による毎週のライブセッションも並行して実施
  • すでに全米50州100校以上の大学でテスト済みと報じられている

このニュースを仕事でどう使うか

  1. 研修や人材育成にAIアバターを取り入れる動きは、今後日本の企業研修や大学のキャリア教育でも検討対象になり得ます。
  2. ただし今回の事例は、生身の講師によるライブセッションを維持しながらAIを補助的に使うという設計であり、AIだけで指導を完結させているわけではない点は確認しておく価値があります。
  3. 導入を検討する場合は、対象者がAIアバターにどこまで違和感なく向き合えるかを小規模に試してから広げる、という段階的な進め方が現実的でしょう。

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)系列の起業家支援プログラム「Foundry」が、参加費699ドルの8週間ブートキャンプでAIアバターによる指導を導入したことが、TechCrunchなど複数メディアで報じられました。ピッチ練習や模擬取締役会の場面で、実在の講師をモデルにしたAIアバターがリアルタイムでフィードバックを返す仕組みです。アバター制作を担当したのは動画生成スタートアップのHeyGen。すでに全米50州100校以上の大学でテストが行われているといいます。

背景

生成AI各社が展開する動画・音声合成技術は、ここ数年で実在の人物に酷似したアバターを低コストで作れる水準に達しています。教育分野では、講師1人が対応できる学生数に限りがある中、AIによる個別フィードバックを補助的に使う試みが各地の大学で増えてきました。HBS Foundryの取り組みは、知名度の高いビジネススクールがこうした技術を正式な教育プログラムに組み込んだ事例として注目されています。

読者

講師のアバターって本人が喋ってるみたいに見えるんですか?

ヌマ(編集部)

記事の情報の範囲では、実在の講師をモデルにした動画アバターがリアルタイムでフィードバックを返す仕組みだそうです。本人いわく「creepy」なところもあるみたいですね。

詳細

Foundryのプログラムディレクターを務めるKatharina Rings氏は当初、AI機能をチャットボット形式で提供する構想を持っていたと報じられています。しかし試験版をリリースしたところ、学生からはより構造化された体験を求める声が上がり、練習ピッチや模擬取締役会といった具体的な場面でアバターが個別フィードバックを返す現在の形に落ち着いたということです。

New York Timesの報道によると、記者のSarah Kessler氏はFlybridge Capital共同創業者Jeff Bussgang氏をモデルにしたデジタルアバターを実際に試したとされています。Bussgang氏本人は自身のデジタルコピーについて「creepy」と評しつつも、「学生たちはこれを気に入っている」とコメントしたと報じられています。

Foundryでは生身の講師による毎週のライブセッションも維持されており、AIアバターはあくまで練習・フィードバックの補助として位置づけられている点が特徴です。プログラムを通過した有力な起業チームは、2027年に開催予定の競争型プログラム「Foundry Catalyst」に招待され、最大10万ドルの資金獲得を目指せる仕組みも用意されているといいます。

なぜ重要か

少人数の講師が多数の受講生に対応しなければならない起業家教育の現場で、AIアバターが「壁打ち相手」として機能する可能性を示した事例といえます。日本でもスタートアップ支援プログラムやアクセラレーターは数多く存在しますが、メンター1人当たりが担当できる相談件数には限界があります。知名度の高い教育機関がこの手法を採用したことで、同様の取り組みが他の教育機関や企業研修に広がる可能性があります。一方で、講師本人が自らのアバターを「creepy」と評したように、実在の人物を模したAIには受け手側の心理的な抵抗感が伴う点も見過ごせません。

今後の見通し

Foundryは今後、対象校を広げながら学生の反応や学習効果のデータを蓄積していくとみられます。AIアバターによる指導の効果測定や、実在の講師をモデルにすることの倫理的な線引きについても、今後の運用の中で議論が深まっていく可能性があります。

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