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Synthesia、AI動画研修から「ライブロールプレイ」訓練へ拡大

AI動画生成で知られる英Synthesiaが、従業員がAIアバター相手に営業や面談などの会話を練習できる新機能「Roleplay Sessions」を発表。フィードバックやスコアリングで研修効果を可視化します。

出典
1件 主な出典
公開日時
AI利用範囲
AIによる要約・執筆(機械チェック実施)

重要ポイント

  • Synthesiaが新製品「Roleplay Sessions」を発表。AIアバター相手に職場の会話を練習できるインタラクティブな研修プラットフォーム
  • 営業ピッチ、パフォーマンスレビュー、顧客クレーム対応など「高リスクな会話」を想定した練習シナリオを用意
  • AIアバターは受講者の発言に反応して切り返し、ルーブリック(評価基準)に基づいてスコアと分析データを提供
  • 現在はエンタープライズ企業向けが中心で、数か月以内に中小企業・個人利用・教育機関にも展開予定
  • 早期導入企業には欧州時価総額トップ3の一社、フォーチュン100上位5社の一社、世界最大級の人材紹介企業の一社が含まれる

このニュースを仕事でどう使うか

  1. 人手不足や研修担当者の負担が課題になりがちな中小企業にとって、こうした仕組みは新人教育やロールプレイ研修の「反復練習」を補助する選択肢の一つになり得ます。
  2. ただし現時点ではエンタープライズ企業向けが中心であり、中小企業・個人向けの提供時期や料金体系は今後の発表を待つ必要があります。
  3. 導入を検討する場合は、自社の研修目的(スキル定着なのか評価なのか)に合うかどうかを見極めることが重要です。

英国のAIスタートアップSynthesiaが、企業研修の新機能「Roleplay Sessions(ロールプレイ・セッションズ)」を発表しました。これまでの一方向的な研修動画に加えて、従業員がAIアバターを相手に営業トークや評価面談、クレーム対応といった「難しい会話」をその場で練習できるインタラクティブな仕組みです。AIアバターは受講者の発言に応じて切り返したり反論したりし、あらかじめ用意された基準(ルーブリック)に沿って会話をスコアリングします。TechCrunchが2026年7月22日に報じました。

背景

Synthesiaは、実在の人物に似せたAIアバターが原稿を読み上げる動画を自動生成するサービスで知られ、社内研修やeラーニング向けの動画制作ツールとして企業に広く採用されてきました。一方で、動画は基本的に「見て学ぶ」一方向のコンテンツであり、実際に会話をしてみないと身につかないスキル——営業トークや部下との面談、クレーム対応など——の訓練には限界があるという課題が指摘されてきました。今回の発表は、そうした「見る研修」から「やってみる研修」への転換を狙ったものです。

詳細

Roleplay Sessionsでは、受講者はAIアバターが演じる顧客・上司・同僚などを相手に、想定シナリオに沿って会話を進めます。AIアバターは受講者の受け答えに応じて反論したり食い下がったりと動的に反応し、会話の進み方によって展開が変わる仕組みです。会話終了後は、あらかじめ設定したルーブリックに基づいてスコアが算出され、企業側は研修の効果をデータとして把握できるようになります。

SynthesiaのVictor RiparbelliCEOは「人は実際にやってみることで最もよく学ぶ」という趣旨のコメントを寄せており、動画視聴だけでなく実践練習を組み込むことの重要性を強調しています。現時点での用途としては、営業チームの研修とリーダーシップ開発におけるソフトスキル訓練が最も人気が高いとのことです。

Roleplay Sessionsは、Synthesiaが今後展開を予定する「Sessions」プラットフォームの第一弾という位置づけです。同社は将来的に、採用面接の練習や候補者スクリーニングといった別の用途にもこの仕組みを広げていく計画としています。

なぜ重要か

日本企業でも、営業ロールプレイやクレーム対応研修は多くの場合、上司や同僚が「顧客役」を演じる形で行われており、講師役の人手や日程調整がボトルネックになりがちです。AIアバターが相手役を担い、しかも会話の出来栄えを定量的にスコアリングできるとなれば、研修の実施頻度やフィードバックの質を上げられる可能性があります。また、動画コンテンツの制作にとどまらず「研修効果の証明」まで踏み込む動きは、AI活用が「作る」から「効果を測る」段階へ移りつつあることを示す一例といえます。

今後の見通し

Synthesiaは数か月以内に中小企業やプロシューマー、教育機関への提供拡大を予定していると報じられています。今後は採用面接の練習など「Sessions」プラットフォームの他フォーマットへの展開も見込まれますが、具体的な提供時期や価格については続報が待たれます。

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