Hermes開発のNous Research、評価額15億ドルで新規資金調達へ
オープンソースAIエージェント「Hermes」を手がけるNous Researchが、Robot Ventures主導で少なくとも7500万ドルの新規資金調達を進めていると報じられました。評価額は15億ドル規模とされています。
重要ポイント
- Nous Researchが少なくとも7500万ドルの新規資金調達に向けて交渉中と報じられた
- 評価額は15億ドル規模とされる
- リード投資家はRobot Ventures、USVも大きく参加していると報じられている
- 主力プロダクトはオープンソースのAIエージェント「Hermes」で、GitHub上で約21万4000スターを獲得している
- 今回のラウンドは、報道によれば5000万ドル規模のシリーズAから3ヶ月足らずでの追加調達となる
このニュースを仕事でどう使うか
- 日本の中小企業や個人事業主がAIエージェント導入を検討する場合、クラウドAPI型のサービスに加えて、自社サーバーやPC上で動かせるオープンソース系エージェントという選択肢が今後さらに増えていく可能性がある。
- データを外部に出したくない、コストを固定費で管理したいといったニーズがある場合には、こうしたオープンソース系ツールの動向も情報収集の対象に加えておく価値があるだろう。
- もっとも、導入の可否や投資判断は個別の事情に応じて慎重に検討すべきであり、本記事はその判断を代替するものではない。
オープンソースのAIエージェント「Hermes」を開発する米Nous Researchが、評価額15億ドル規模で新たな資金調達に向けて交渉を進めていると、TechCrunchが2026年7月13日に報じた。調達額は少なくとも7500万ドルとされ、投資会社Robot Venturesが主導し、Union Square Ventures(USV)をはじめとする有力投資家が大きく参加しているという。同社や投資家からの正式なコメントはまだ出ていない。
背景
Nous Researchは2023年設立のAI研究企業で、OpenAIやAnthropic、Googleなど大手が非公開(クローズドソース)のモデル開発を主軸とする一方、モデルの重みや技術を公開する「オープンソースAI」路線を掲げてきた。同社が開発する「Hermes」シリーズは、公開されている大規模言語モデルを独自にファインチューニングしたモデル群として、開発者コミュニティで存在感を高めてきた経緯がある。2026年に入り、AIエージェント(自律的にタスクを遂行するAIツール)への投資熱が世界的に高まる中、オープンソース系のエージェント開発企業にも大型資金が集まりやすい局面が続いている。
詳細
TechCrunchの報道によれば、Nous Researchは今回、少なくとも7500万ドルの資金調達をRobot Ventures主導で進めており、評価額は15億ドル規模になるとされる。USVも大きく参加しているほか、その他の著名投資家も関心を示しているというが、具体的な投資家名や最終的な調達額・評価額は交渉次第で変わる可能性があり、同社・投資家双方とも取材に対して公式コメントを出していない。
同社はこれまでに、Paradigm、Robot Ventures、North Island Ventures、OSS Capital、Balaji Srinivasan氏らから累計7000万ドルの資金を調達してきたと報じられている。また複数の報道を総合すると、今回のラウンドは5000万ドル規模のシリーズAからおよそ3ヶ月という短期間での追加調達にあたるとされる。Nous Researchは2023年、Jeffrey Quesnelle氏、Karan Malhotra氏、Ryan Teknium氏、Shivani Mitra氏の4名によって設立された。
主力プロダクトである「Hermes」は、ウェブ検索・コーディング・画像理解といった機能を組み込んだオープンソースのAIエージェントである。GitHub上で約21万4000のスター、4万近いフォークを獲得しており、利用者が自身のPCやVPS(仮想専用サーバー)上で動かせる点が特徴とされる。あわせて、クラウドでホスティングされる有料版も月額20〜200ドルで提供されているという。
なぜ重要か
AIエージェント分野では、OpenAI・Anthropic・Googleなど大手クローズドソース陣営への投資が目立つ一方、モデルや技術を公開するオープンソース路線の企業にも大型資金が集まり始めている点は注目に値する。日本の読者にとっては、業務でAIエージェントを選ぶ際の選択肢が「大手クラウドAPI」だけでなく「自社運用できるオープンソース系ツール」にも広がりつつある動きの一例といえる。実際にHermesがGitHub上で21万を超えるスターを集めている点は、開発者コミュニティからの関心の高さを示している。ただし今回の資金調達自体は交渉段階であり、確定した事実ではない点には注意が必要となる。
今後の見通し
今回の資金調達はあくまで交渉段階であり、Nous Researchおよび投資家側から正式な発表はまだない。最終的な調達額や評価額、参加投資家の顔ぶれは、交渉の進捗によって変わる可能性がある。今後、同社から正式発表が行われるかどうか、また調達資金がHermesのクラウド版拡充などにどう使われるかが注目される。
関連ワークフロー
就業規則・社内FAQへの問い合わせに一次回答案を作る
- 想定時間
- 目安15分
- 難易度
- ふつう
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- ChatGPT・Claude・Gemini
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